2013-01-01から1年間の記事一覧
~はじめにお読みください~ 今回は特別編ということで、法律を学ぶにあたって私が参考にしている本やサイト等を紹介したいと思います。ですが、それについてのいくつかの注意点があるので必ず読んで守ってください。 1.当該ブログであるこの記事の目的は、…
「無効と取消しについて、そもそも無効も取消しも法律行為を否認する手段なわけだが、これについて何か意見は?」 唐突に始まった勉強会、と言っても一人はパソコンに夢中でキーボードを叩く音が響くだけなのだが。 「意見ってのもなあ、それでいいんじゃない…
「前は酷い目にあった・・・」 そうぼやいたのは、ある日の授業終わり。都合の関係で中々啓介と会えず、ようやく会えたときだった。 「ああ・・・、とにかく、あずさが料理作ったときは三十六計逃走だ、逃げろ逃げろとにかく逃げろだ」 まさにあずささんが作…
「なんてね♪ 冗談よぉ東條さん」 「冗談に聞こえないんですけど・・・あずささん」 彼女の腕にはまだ気絶した兄がいた、顔色を変えることなく淡々と述べる彼女がまた怖い。 「その代わり、わたしが作ったピーチパイを食べてくださいね♪」 どっちにしろ死刑は…
「流石、あずさだな」 「えへへ、ありがとうお兄ちゃん♪ じゃあ」 「じゃあ、次はこれを考えてみようぜ」 日野木は本棚の中から、本を取り出し、ここにいるみんなに見せた。 AはB家具商から、娘のために婚礼家具一式を買い入れた。Bはこの家具は防虫剤不要で…
日曜日、俺は日野木と近場の駅で待ち合わせて、彼の家に向かった。目的はゲームの返還だがそれだけではなく、瑕疵担保責任について勉強しようと考えていた。 「そういや、お前ん家行くのは初めてだな」 「そうだったか? まあ、しがない一人暮らしだ」 日野木…
「さあ、始めますか」 そう言って、取り出したのは数々の法律に関する資料と一台のノートパソコンだ。 そう、ここからが勝負と言ったのは、他でもない、参考答案では満足できないからだ。 参考答案が間違っているというわけではなく、一つの解答に過ぎないと…
「ふぅ」 溜息と共に六法辞書を閉じる。それは同時に五限目の授業の終わりを表すものだった。法学部2年、俺こと東條克彦は身の周りの物を片付け、教室を後にした。この後、本当ならこのまま帰宅と言うべきだが、俺には寄るべき場所があった。 「ウイ~ス」 …
みなさん初めまして。実はもうすでに別のブログをやっているのですが(更新していない)今回は別の理由で開設しました。 ツィッター上で、行政法ガールという素晴らしい作品に出会いました。わかっていたつもりだけど、実は全然わかっていないリーガル的思考。…